沖縄を知るための10冊 沖縄を知るための10冊

さまざまな分野の専門家・識者が選ぶ、
沖縄を知るための其々の10冊をご紹介。

沖縄本ナビ
沖縄県立図書館

はじめに

沖縄県は琉球王国として栄えたのち、琉球処分や戦後の米国統治下、そして日本復帰と激動の時代を歩んできました。加えて、島嶼県であること、亜熱帯海洋性気候であることなどにより、独自の多様な歴史や文化、自然環境を有しています。これらを背景に、数多くの琉球・沖縄に関する本が県内外から出版されています。

沖縄県立図書館は「琉球・沖縄関係資料の中核的図書館を運営方針とし、県内外や国外で発刊された郷土資料の網羅的な収集に努めています。また、これまで収集してきた資料をとおして、沖縄の歴史・文化や沖縄研究に対する関心や理解を深めることに繋げるため、沖縄関連展示エリアを活用した様々なテーマの展示や講演会などを開催しています。

このたび、沖縄に関心を持ち理解を深めるきっかけとなればと願いを込め、さまざまな分野の有識者や研究者の皆さんに「沖縄を知るためにお勧めする10冊」を紹介してもらいました。入門案内のような基本文献から最新の研究まで幅広く選ばれており、選ばれた本をとおして時代の流れや多角的な視点も得ることができるでしょう。1冊だけでは知りえなかった、10冊をとおして見えてくる沖縄がある、そんなブックリストとなっています。

歴史に限らず自然や文化など、沖縄を多様な角度から知るために当サイトをご活用くださることで、郷土資料への関心を深めていただくとともに、図書館を身近に感じていただければ幸いです。